クールな王太子は一途に愛を待ち続ける~夢灯りに咲く紫苑~

「もう二度と離れたくないんだ」

 オスカーが愛しそうにレーナの頬をなでる。

「私もです。この先は、ずっとそばにいます」

 レーナをぎゅっと抱きしめたオスカーは、コツンと額を合わせて微笑む。
 やっと手に入れた幸せを噛みしめていた。

「ありがとう、レーナ。心から愛している」

 互いに溢れんばかりの恋情を捧げるように、ふたりは深い口づけを交わした。

 この先どんなことがあっても、ふたりなら乗り越えていけるだろう。
 秋麗(あきうらら)に咲く紫苑と共に。


――――END.