ポコは大好きな灰慈くんへの愛情表現をやめない。今日はいっとう激しい。
「ポコ!灰慈くんのことが好きなのは分かったから、ぺろぺろしないの!」
わたしの最大のライバルって、もしかしてポコなのでは……?と思っていれば、灰慈くんは面白そうに肩を揺らした。
「飼い主に似たんじゃないの」
「……あ、確かに……」
だったら仕方ない。ライバルではなく、単純に、ポコはわたしの鏡だ。
だったら、わたしの分まで灰慈くんに愛情表現してもいいよって、やっぱりわたしは折れてしまう。
「ねえ灰慈くん。せっかくだしご飯食べてかない?」
その光景を眺めていれば、神様が灰慈くんに素晴らしい提案をした。
「良いんですか?頂きます」
「もちろん。上がって上がって!」
「ねえひなちゃ〜ん、灰慈がいたら俺の精神衛生状態がよろしくないよー」
「ごめん、我慢してね〜」
パパを宥めるのはママに任せて、灰慈くんの袖をくんと引いた。「ん?」それに気づいた灰慈くんの視線があたしに落ちる。好きだと思う。
「いいの?今日のビーフシチュー、人参入ってるよ?」
心配そうに見上げると、灰慈くんは目に優しさを閉じ込めた。
「食べるよ。ふみが作ったんじゃないの?」
「(……!好き!)」
何も知らない誰に言われても、誰かにわたし達のことを指を差されても、やっぱりわたしは灰慈くんが好きだって。何度だって自分を認めてあげるの。
「ポコ!灰慈くんのことが好きなのは分かったから、ぺろぺろしないの!」
わたしの最大のライバルって、もしかしてポコなのでは……?と思っていれば、灰慈くんは面白そうに肩を揺らした。
「飼い主に似たんじゃないの」
「……あ、確かに……」
だったら仕方ない。ライバルではなく、単純に、ポコはわたしの鏡だ。
だったら、わたしの分まで灰慈くんに愛情表現してもいいよって、やっぱりわたしは折れてしまう。
「ねえ灰慈くん。せっかくだしご飯食べてかない?」
その光景を眺めていれば、神様が灰慈くんに素晴らしい提案をした。
「良いんですか?頂きます」
「もちろん。上がって上がって!」
「ねえひなちゃ〜ん、灰慈がいたら俺の精神衛生状態がよろしくないよー」
「ごめん、我慢してね〜」
パパを宥めるのはママに任せて、灰慈くんの袖をくんと引いた。「ん?」それに気づいた灰慈くんの視線があたしに落ちる。好きだと思う。
「いいの?今日のビーフシチュー、人参入ってるよ?」
心配そうに見上げると、灰慈くんは目に優しさを閉じ込めた。
「食べるよ。ふみが作ったんじゃないの?」
「(……!好き!)」
何も知らない誰に言われても、誰かにわたし達のことを指を差されても、やっぱりわたしは灰慈くんが好きだって。何度だって自分を認めてあげるの。



