だれにも負けない誇りがある。
3720日。10年と2ヶ月。これが私の片思いの歴史。
膨らんだ気持ちは萎んだり、割れたりせずに今日も最高記録を更新し続けている。
この恋心は私の誇り。
バスを降りて、灰慈くんを見上げた。窓越しに灰慈くんと目が合う。その口が三回動く。なんて言ったかわからないけれど「またな」だということだと受け取って「またね」と口パクで答えて、手を振って校門へと向かった。
彼が、その背中を見つめてくれることに気付かずに。
「待っててね、すぐに追いついてみせるから」

「待ってるよ。可愛い可愛い俺のふみ」
start···▸
3720日。10年と2ヶ月。これが私の片思いの歴史。
膨らんだ気持ちは萎んだり、割れたりせずに今日も最高記録を更新し続けている。
この恋心は私の誇り。
バスを降りて、灰慈くんを見上げた。窓越しに灰慈くんと目が合う。その口が三回動く。なんて言ったかわからないけれど「またな」だということだと受け取って「またね」と口パクで答えて、手を振って校門へと向かった。
彼が、その背中を見つめてくれることに気付かずに。
「待っててね、すぐに追いついてみせるから」

「待ってるよ。可愛い可愛い俺のふみ」
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