「楽しかったなあ。灰慈くんは無限に惚れ直せるね!」
「こんなんで惚れ直してくれんの、ふみくらいだよ」
「わたしの特技欄に書けるかな?」
割と本気で言ったのに、灰慈くんはくすくすと笑っては「大学の願書にでも書くつもり?」と、余裕そうに話すから「婚姻届!」と、再び自信を持って告げる。
「書くところあんの?」
「本物見たことないからわかんない。灰慈くんは?」
「知らないよ」
灰慈くんは興味無さそうに呟いた。わたしは感動した。わたしと灰慈くん、初めての共通点だからだ。
得意げになって、ふふ、と笑っていれば「ふみ」と灰慈くんに呼ばれてすぐに振り向く。これは久遠寺ふみの宿命。灰慈くんのことが好きだという証明。
振り向いたその時、両手で頬を包み込まれた。今日はもう終わりだって思ったのに、何度目かわからないときめきを再び与えられて、供給過多に胸が喜びに震える。
「……えっ、」
その時、コツンと額がぶつかった。
「こんなんで惚れ直してくれんの、ふみくらいだよ」
「わたしの特技欄に書けるかな?」
割と本気で言ったのに、灰慈くんはくすくすと笑っては「大学の願書にでも書くつもり?」と、余裕そうに話すから「婚姻届!」と、再び自信を持って告げる。
「書くところあんの?」
「本物見たことないからわかんない。灰慈くんは?」
「知らないよ」
灰慈くんは興味無さそうに呟いた。わたしは感動した。わたしと灰慈くん、初めての共通点だからだ。
得意げになって、ふふ、と笑っていれば「ふみ」と灰慈くんに呼ばれてすぐに振り向く。これは久遠寺ふみの宿命。灰慈くんのことが好きだという証明。
振り向いたその時、両手で頬を包み込まれた。今日はもう終わりだって思ったのに、何度目かわからないときめきを再び与えられて、供給過多に胸が喜びに震える。
「……えっ、」
その時、コツンと額がぶつかった。



