勢いの付いたハーメルシーズ軍を、まったく互角の力で押し返してくる恐るべき手練れたちを斬り倒しつつ、ディクリドは一直線にその指揮官の元へと向かう。
「貴様が……叔父上を!」
「ふはははは! これは珍しい。驚いたぞ、まさかオレと同じような魔術を宿せし者がいるとはな! いいだろう、この“赤血の獅子”ファルガーがお相手しよう!』
ファルガーなる男は、次第にその姿をディクリドのように変え、赤鬣の人獅子に成り代わると、腰から一対の剣を引き抜き猛然とディクリドに打ちかかった。
「くっ……」
さしものディクリドも、尋常でない膂力で嵐のように振り回される二剣を受け止めきれず、瞬く間に金の毛皮が血に染まる。
「ふん……その程度か。それならばまだ、いつぞやの戦士の方がまだ歯ごたえがあったぞ! お前とよく似た金色の目をしておったなっ!」
「黙れ! 侵略者め! 魔術の力などなくば、叔父上の方が勝っていたはずだ! 仇は今ここで取らせてもらう!」
「貴様が……叔父上を!」
「ふはははは! これは珍しい。驚いたぞ、まさかオレと同じような魔術を宿せし者がいるとはな! いいだろう、この“赤血の獅子”ファルガーがお相手しよう!』
ファルガーなる男は、次第にその姿をディクリドのように変え、赤鬣の人獅子に成り代わると、腰から一対の剣を引き抜き猛然とディクリドに打ちかかった。
「くっ……」
さしものディクリドも、尋常でない膂力で嵐のように振り回される二剣を受け止めきれず、瞬く間に金の毛皮が血に染まる。
「ふん……その程度か。それならばまだ、いつぞやの戦士の方がまだ歯ごたえがあったぞ! お前とよく似た金色の目をしておったなっ!」
「黙れ! 侵略者め! 魔術の力などなくば、叔父上の方が勝っていたはずだ! 仇は今ここで取らせてもらう!」



