急いで階段を駆け上がり、例の奥の部屋の前まで行くと案の定山積みのダンボールが崩れしかも秋君に襲いかかっていた。
「だ、大丈夫!?」
「大丈夫じゃねーから呼んだんだろ」
「あっそっか」
思った以上にすごい状況にこんがらがる。
「おいっ早くしろっこっちは結構痛いんだぞ」
「ごめんごめんっ」
ってこれどうしよう……
今雪崩が治っているのは秋君がストッパーとして挟まっているから。
だから無理に引っこ抜くとものすごい雪崩が起き私共々ダンボールの餌食に……
どうしよう……?
「引っ張ればいいだろ」
「いやっでもっ」
「まぁ、いいから」
「う、うん」
いいのかな?
まぁ、やるだけやってみよう。
雪崩れてきたらもう受け入れるしかない。
秋君言われるまま引っ張る事に。
「行くよ?」
「あぁ」
よし、と自分で気合いを入れ秋くんの右手を掴む。
「せーのっ」
もう腕が飛ぶんじゃないかってくらいの勢いで秋君を引っ張る。
あっちょっと動いてきた!
もう少し……
上半身が全て抜けた。
そして–––。



