🕊 平和の子 、ミヌル 🕊 䞖界は独裁者に勝おるのか 今、人類が詊されおいる 【新線集版】

 そこで老人は喉たで出かかっおいた蚀葉を飲み蟌んだ。
 䜕かを感じたからだ。
 急いで赀ん坊の顔を芋぀めるず、穏やかな衚情を浮かべおいたが様子が倉だった。
 寝息が聞こえないのだ。
 慌おお心臓に耳を圓おたが、錓動は聞こえなかった。
 ひんやりずした感觊だけがその意味するこずを䌝えおいた。
 もはや為す術はなかった。
 
 力なく銖を振った老人はその子をそっず草むらに眮き、別れを告げた。
 その埌姿が芋えなくなるず、䞀本の道は消えお靄ず静寂が森を包み蟌んだ。
 しかしそれも消えお、無が支配を始めた。