「あ、あのっ…は、はじめまして…!おとなり、いいですか…?」 ―――君と出会った、その日に。 桃色のショートボブ、可愛らしい栗色のタレ目、優しい声。 どことなく臆病そうな雰囲気をまとっていたけれど、君は、僕が見てきた誰よりも可愛らしかった。 だから、僕らしくもない…一目惚れをしてしまったんだろう。