もしかして、紅蓮くん、おでこに―――。 そこまで考えて、首をブンブンと降る。 でも、まさか…出会ったばかりの紅蓮くんに、そんな感情を抱いてもらっていたなんて…。 紅蓮くんのようなすごい人に「好き」と言ってもらえて、嬉しさと恐れ多さと…不思議な感情が溢れてくる。 それに…「あいつ」って…?