* * * 学校をこっそり抜け出して、公園へと急ぐ。 このあたりの地理はよくわかっていないから、迷子になりそう…! でも、紅蓮くんたちが心配だから、その気持ちだけで私は必死に足を動かす。 スマホの画面を何度か確認して、公園に近づいていることを実感していた。