総長様は溺愛も暴走する






いや、違う。そんなんじゃない。

これは別に、恋情なんて甘酸っぱいものではない。


少なくとも、今は考えてはいけない。

今俺が最も考えなくてはいけないのは、浪花との抗争だ。




そのはずだ…!










俺は疲労を溜め込んでいた。自分でも、わかるくらいに。


ため息を付きながら、俺は夜道を歩いていた。




「、っ…!」