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少し早めに教室に到着した私と恵はすでに登校してきていたクラスメートたちに近づいた。
幸いこの子たちは仲良くしている子たちで、すぐに会話に混ぜてくれる。
しばらく昨日のテレビ番組とか、好きな配信者の話で盛り上がったあと、恵が「そう言えば、噂を聞いたんだけどみんな知ってる?」と、声を小さくして切り出した。
こういう噂話はやっぱりみんな大好きで、声が小さくなった途端に身を乗り出して来た。
「同じクラスの河村さんっているじゃん?」
「大人しい子でしょう?」
1人がすぐに反応する。
いくら大人しくても、もう何日か同じクラスに在籍しているから、名前と顔は一致しているみたいだ。
「そう。その子がね休みの日にすごく年上の人と歩いてたんだって」
「父親とか?」
「ううん。腕を組んで時々立ち止まってキスしてたって」
コソコソと話をしていたのに、「キス!?」というところだけ大声になる子がいた。
互いに頬を赤らめ、そして目を見かわせている。
もちろん私も今始めてこの話を聞いたという様子を装い、騒いで見せた。
「それ本当ならヤバくない? 不倫とかしてるってこと?」
少し早めに教室に到着した私と恵はすでに登校してきていたクラスメートたちに近づいた。
幸いこの子たちは仲良くしている子たちで、すぐに会話に混ぜてくれる。
しばらく昨日のテレビ番組とか、好きな配信者の話で盛り上がったあと、恵が「そう言えば、噂を聞いたんだけどみんな知ってる?」と、声を小さくして切り出した。
こういう噂話はやっぱりみんな大好きで、声が小さくなった途端に身を乗り出して来た。
「同じクラスの河村さんっているじゃん?」
「大人しい子でしょう?」
1人がすぐに反応する。
いくら大人しくても、もう何日か同じクラスに在籍しているから、名前と顔は一致しているみたいだ。
「そう。その子がね休みの日にすごく年上の人と歩いてたんだって」
「父親とか?」
「ううん。腕を組んで時々立ち止まってキスしてたって」
コソコソと話をしていたのに、「キス!?」というところだけ大声になる子がいた。
互いに頬を赤らめ、そして目を見かわせている。
もちろん私も今始めてこの話を聞いたという様子を装い、騒いで見せた。
「それ本当ならヤバくない? 不倫とかしてるってこと?」



