どんな君でも、溺愛します。



「あっ、のぼってきた」


しばらくして、太陽が家の間から上がってきた。


あまり見れない光景だから、しっかり目に焼き付けておく。



ついでにスマホで写真も撮っておいた。


…うっ、そろそろ寒いっ…家に入ろう。



ぶるぶる震えながら家に入ってしっかり施錠し、学校の準備をし始めた。


…今日も学校か。



また私、無視されるのかな。



…ううん、私は誰にどう思われようと何を言われようと…、秋葉さえいれば大丈夫だもんっ。



** **



「おはよう…」



「おはよう実紀」



秋葉に続いて、こっちをちらちら見ながらも小さい声で挨拶を交わしてくれる人が結構いた。



あ、あれ? どういう風の吹き回し?


まあでも、何日か経って気が変わったのかな…人間って難しい。



…私は魔法にかかっててほとんど人間じゃないし、人間の心境はよくわからないから…。



ーガラッ




…え。