どんな君でも、溺愛します。




「ほんとはね、お母さんは戸惑いながらも受け入れて、カバーしてくれる運命だったの。でもね…お母さん、受け入れたい気持ちと困惑が入り混じって…多分今も…どの時でもその両方が戦っているんだと思う。だから…急に『受け入れる!』ってなる可能性も十分あるんだよね…」



あ…急に変わられると、困る…。



「そっか…」



「そ。でも神様たちが、受け入れたい、の気持ちを増やしているから、多分イライラしていると思う。




そこは気を付けてっ」



「了解…」



悩んでる? 戦ってる?



しかも、受け入れたいを…増やしてる?




それ…辛くて、苦しいんじゃない?




私は雲の椅子にボスっと座った。