どんな君でも、溺愛します。




てへっと舌を出した天使。





こいつ…使えなー…。



聞き出そうと思ったんだけど…そこまで簡単にいかないか…。





「…じゃあ、もう夢終わり?」






「そうっぽいね〜」




天使が前見た杖を出し、雲に叩きつけた。





「…⁉︎」




な、何してんの⁉︎ 穴開くよ⁉︎





あ、やっぱり小さな穴空いたじゃん!




女の人の天使がその小さな穴に手を伸ばした。




…え? 何であんの?




天使の手の中には…、タブレット。




タブレットをいじった天使さんが「あっ」と呟いた。