私がどんな姿になっていても、愛してくれる?
そう語りかけた途端、あの、秋葉の声がした。
懐かしい、弾けるような笑みも、見えた気がした。
『もちろん、どんな実紀でも、大好き! むしろ、実紀こそ忘れないでね⁉︎』
間違いなく、秋葉だ。
…よかった。
まだ私の中の秋葉は、絶対なくならない。
「秋葉のこと忘れるなんて、どんな問題よりも難しいよ」
秋葉に、また会いにくるから。
お墓にもくるけど、絶対いつか秋葉に、会いにいくから。
私だけ生きてるのを、ちょっと許して?
…秋葉なら、許してくれるよね。
「大好きだよ、秋葉。また、会おうね」
そうして、私は秋葉と永遠の約束をする…。



