「プリン、美味しかった!」
「よかった。小春さんにも同じものがあるから良かったら後で食べて」
「ありがとうございます。小春も喜ぶと思う」
「小夏はこの後何か予定あったの?」
「本当は部屋で作業しようと思ったんだけど」
「けど?」
「諏訪野さんがいるから……やりにくいな。だって、家に来てくれてこうしてゆっくりできるなら話とかもっとしたい」
諏訪野さんが席を立ち、こちらに来てくれた。
私の顔をじっくり覗いてくるので、すべて見透かされているようで恥ずかしくてうつむいてしまう。
「小夏の部屋ってこの隣?」
「いや、そこの部屋は小春の。私は奥の部屋」
「そこでいつも歌を作ってるんだ」
「あの、見てみる?」
「いいの?」
「うん!」
リビングを出て、廊下を少し行くともう一部屋あってそこが私の部屋になっている。
部屋の中には音楽用としては小さな防音室と、キーボード、パソコンとデスク、レコードやCDや楽譜が大量に詰め込まれた本棚があって、諏訪野さんにもそれらを軽く説明した。
「音樂を作ってるのは今は小春だけど、昔は全部自分でやってたから一通りあるんだ」
「そうなんだ。今日歌った歌も初めて聴いたな。あれは小夏が作った曲?」
「あの曲は3年くらい前に喘息が悪化して、上手く歌えなくなって、ずっと自分の中に封じ込めていた曲。でも今日、諏訪野さんやゆかさんに助けられて自分の中のタガが外れた気がしたから」
「すごくすごくいい曲だった。今までで1番、bihukaじゃなくて小夏を感じたよ」
ハッとして、諏訪野さんを見つめるとすごく優しい顔をしていて。
諏訪野さんはふと目線を移すと、デスクの上に乗った書類を手に取った。
「コレ……」
「まだ決まった訳じゃないけど、小春が昨日提案してくれたの。ライブをしないかって」
「小夏、少し疲れてきただろ。1回横になった方がいい。そこで話をしよう」
諏訪野さんに言われて、枕を支えにして身体を起こしつつもベッドに入らせてもらう。
自分でも気が付かないうちに、肩に力が入っていたようだ。呼吸が少し荒くなっている。
「よかった。小春さんにも同じものがあるから良かったら後で食べて」
「ありがとうございます。小春も喜ぶと思う」
「小夏はこの後何か予定あったの?」
「本当は部屋で作業しようと思ったんだけど」
「けど?」
「諏訪野さんがいるから……やりにくいな。だって、家に来てくれてこうしてゆっくりできるなら話とかもっとしたい」
諏訪野さんが席を立ち、こちらに来てくれた。
私の顔をじっくり覗いてくるので、すべて見透かされているようで恥ずかしくてうつむいてしまう。
「小夏の部屋ってこの隣?」
「いや、そこの部屋は小春の。私は奥の部屋」
「そこでいつも歌を作ってるんだ」
「あの、見てみる?」
「いいの?」
「うん!」
リビングを出て、廊下を少し行くともう一部屋あってそこが私の部屋になっている。
部屋の中には音楽用としては小さな防音室と、キーボード、パソコンとデスク、レコードやCDや楽譜が大量に詰め込まれた本棚があって、諏訪野さんにもそれらを軽く説明した。
「音樂を作ってるのは今は小春だけど、昔は全部自分でやってたから一通りあるんだ」
「そうなんだ。今日歌った歌も初めて聴いたな。あれは小夏が作った曲?」
「あの曲は3年くらい前に喘息が悪化して、上手く歌えなくなって、ずっと自分の中に封じ込めていた曲。でも今日、諏訪野さんやゆかさんに助けられて自分の中のタガが外れた気がしたから」
「すごくすごくいい曲だった。今までで1番、bihukaじゃなくて小夏を感じたよ」
ハッとして、諏訪野さんを見つめるとすごく優しい顔をしていて。
諏訪野さんはふと目線を移すと、デスクの上に乗った書類を手に取った。
「コレ……」
「まだ決まった訳じゃないけど、小春が昨日提案してくれたの。ライブをしないかって」
「小夏、少し疲れてきただろ。1回横になった方がいい。そこで話をしよう」
諏訪野さんに言われて、枕を支えにして身体を起こしつつもベッドに入らせてもらう。
自分でも気が付かないうちに、肩に力が入っていたようだ。呼吸が少し荒くなっている。


