「高瀬さん。ちょっといいかな」
諏訪野さんは看護師のゆかさんのことを見つめながら言った。ゆかさんは諏訪野さんの近くに行って、静かに頷く。
「この間も話したし長く付き合いのある小夏の様子を見れていれば分かると思うけど、小夏にはある夢があって喘息の状態が悪くてもやり通したいことがあるんだ。だからそれを僕は医師としても、僕個人としても応援したいと思ってる。勿論、小夏に何かあれば僕は医者としての自分を優先する。だけど……どうしても叶えてやりたい夢なんだ。それを支えてくれませんか」
「先生が研修医のころから知ってますけど、そんなに必死になって患者さんと向き合うところを見るのは初めてですね」
「そうかもしれないですね。小夏は言わば僕の恩人なんです」
「何となくですけど、私にもその気持ちは分かります。小夏ちゃんには人を惹きつけるものがありますから。それにとにかくかわいいしですし」
「もう、ゆかさん!!」
私はゆかさんことを少し小突いてみる。
ゆかさんはそれをヒラリとかわす。そういう人なのだ。
「フフ。だってなんかもう娘みたいなものだし? それにその服も、諏訪野先生のでしょう? ずっと二人の間には何かあるって分かってたから。私にも力になれることさせてよ」
「ありがとう……」
「先生もただの真面目で堅物なのに、小夏ちゃんの前でだけは全然態度が変わるんだもの」
「高瀬さん、余り晒し者にされても……」
「とにかく! これからは3人で小夏ちゃんの身体のことは支えていきましょう!」
今度は3人で手を重ねた。私は一人じゃない。こうして私の夢を応援してくれる人たちがいる。
諏訪野さんは看護師のゆかさんのことを見つめながら言った。ゆかさんは諏訪野さんの近くに行って、静かに頷く。
「この間も話したし長く付き合いのある小夏の様子を見れていれば分かると思うけど、小夏にはある夢があって喘息の状態が悪くてもやり通したいことがあるんだ。だからそれを僕は医師としても、僕個人としても応援したいと思ってる。勿論、小夏に何かあれば僕は医者としての自分を優先する。だけど……どうしても叶えてやりたい夢なんだ。それを支えてくれませんか」
「先生が研修医のころから知ってますけど、そんなに必死になって患者さんと向き合うところを見るのは初めてですね」
「そうかもしれないですね。小夏は言わば僕の恩人なんです」
「何となくですけど、私にもその気持ちは分かります。小夏ちゃんには人を惹きつけるものがありますから。それにとにかくかわいいしですし」
「もう、ゆかさん!!」
私はゆかさんことを少し小突いてみる。
ゆかさんはそれをヒラリとかわす。そういう人なのだ。
「フフ。だってなんかもう娘みたいなものだし? それにその服も、諏訪野先生のでしょう? ずっと二人の間には何かあるって分かってたから。私にも力になれることさせてよ」
「ありがとう……」
「先生もただの真面目で堅物なのに、小夏ちゃんの前でだけは全然態度が変わるんだもの」
「高瀬さん、余り晒し者にされても……」
「とにかく! これからは3人で小夏ちゃんの身体のことは支えていきましょう!」
今度は3人で手を重ねた。私は一人じゃない。こうして私の夢を応援してくれる人たちがいる。


