新月の天使

[落ち着いて。あなたを捨てるとかじゃなくて、闇月の活動自体をやめようと思ってる]




これで……伝わるかな?




メッセージを送ると、連続で届いていたメッセージの嵐が止んだ。




よし、多分落ち着いた。



情報屋は今までずっと協力してくれていたから、私が一方的に辞めるなんて無礼なことはできないし、なんとしても受け入れてもらわないと。




[いつまでもこの活動を続けられないでしょう?それにこの先、お互い大人になると忙しくなって活動をしれいられない]





そうだ………大人になれば、仕事の疲れで夜に出かけるなんてしたくないだろう。



それに、暴走族のメンバーは基本、高校卒業と同時に族も卒業する。


だから、暴走族のメンバーは高校生までしかいない。



そこに、大人になった私が闇月として悪の族を捕まえるのは、違う。


私は現役の時点で辞めるべきだ。




[わかりました。こちらこそ、今までありがとうございました]





よかった……。納得してくれたみたい。


次は、闇月が活動を辞めたという事をいつ周りに知らせるか。



このことを広める手段はいくらでもあるけど、こういうのはタイミングが大事だよね。




う〜〜んと頭をひねらせると、パソコンが音を立てる。




[あの、活動が終わっても連絡を取ってくれますか?]




どういう意味……?


もしかして、活動とは関係ない話をしたいということかな?