新月の天使

[突然なんですけど、来月で闇月の活動をやめます。今までありがとうございました]



なんか、こんな嬉しそうに聞いてくれたのに申し訳ないな。


情報屋も結構この活動が好きっぽいし……。



でもきっと、情報屋の情報収集能力はすごいし、どこでもやっていけると思う。



そう思うと、今までの闇月としての記憶がどんどん頭の中を流れていって、少し名残惜しい気持ちになる。



椅子の背にもたれかかると、ピコンピコンピコンピコンッ!と連続でパソコンが音を立てる。




な、なにっ!?




まだ、ピコンピコンピコンピコンッ!と鳴り続けるパソコン。



恐る恐る情報屋とのチャットの画面を見ると、恐ろしい速さでメッセージが届き、画面がどんどん下へと運ばれていく。




ゆっくりと、画面をスクロールしてメッセージを見ていく。






[どうしてですか!?]


[何か、気に障ることしちゃいましたか?]


[まさか、こちらを捨てて他のやつに情報提供してもらうつもりですか!!!]


[どうして!!!!なんでもするのでこの関係を続けてください!!!!]





う、わ………。まさか、こんなにもこの活動に思い入れがあったなんて。




今もずっと、似たような内容のメッセージが届いている。



もはや、ヒステリックを起こしたようなメッセージだ。


それに、なんだかとんでもない勘違いをしてるみたいだし……。




とりあえず、落ち着いてもらわないと。