「思ったより空いててよかったな」


「ね!ラッキーだったね」



ワンドリンク頼めば2時間までいられる制度で、


芙結はキャラメルマキアート。俺はアイスティーを頼んだ。


100円で猫に餌をあげることも出来る。


人懐っこい子ばかりで、たくさん触れるようだ。




「見て見て瑠李!この子瑠李に似てない!?」


「はぁ?似てねーよ」


「えー、似てるよ〜あ!ほら、名前も一緒だし!」


壁に飾られたプロフィールを指さして言う芙結。


俺に似ているという猫はルイくんというらしい。


「ねー?ルイくん」