モテ王子とのルームシェア、お断りします

みるみるうちに私の体温が上がっていく。



そ、そんなこと言うのは反則だよ。



そして渚くんはもう一度マイクを掴んだ。



「あと…。玲衣の事を悪く言ったら…つぶす」



つ、つぶすって。



そこまで言わなくても。



でも渚くん、ガチの目をしてる。



渚くんはちゃんと私のこと守ってくれるだろうな、と妙な安心感があった。



周りの歓声はさらに大きくなって、アナウンス係の人が



「グラウンドいっぱいに幸せオーラが漂っています」



なんか言ってる。



けど、渚くんが私に告白したことで失恋したって子もいる訳だから…。