モテ王子とのルームシェア、お断りします

「はい、……お願いしますっ!」



私だって、渚くんに負けないくらい渚くんのこと好き。



渚くんにはもちろん、勇気を出してこの思いをマイクを通してみんなに伝えた。



周りからはすごい大きな歓声が上がっていて、もう借り物競争どころではなかった。



それを聞いて渚くんが私のことを抱きしめる。



ち、ちょっと渚くん!?



心臓の音、渚くんに聞こえてない…よね?



「一生離さねぇ」



私にだけ聞こえるように、私の耳元で渚くんはそう囁いた。