モテ王子とのルームシェア、お断りします

「いや…でも」



そこまでしてもらうのは悪いよ。



さっきだって荷物もってきてもらってるのに。



大丈夫だと拒否する。



「いいから黙って甘えてろ」



ひょいと私の鞄を持ち上げて肩にかけた。



「ち、ちょっと!」



負けじと私も渚くんから荷物を取り返そうとする。



でも自分より軽く20cmは高い渚くんの身長に全然手が届かない。



「チビには届かねーな残念」



渚くんはふんっと鼻で笑いまた歩き始めた。