「あなたは私の宿命の相手……一生変わることなく運命を共にし、添い遂げる相手だと思っているのですが、違いますか?」
額を擦り合わせるながら挑むように私を見据えるレオンの言葉に、嘘や偽りや、言葉の責任を全うするためだけに言っているうわ言だとも思えない。
「レオン様が私の宿命の相手だとは、どうしても思えません」
「あなたはまだそんなことを……」
レオンの瞳に疲弊の色が色濃く浮かび上がった。けれど私はそんな彼の言葉を遮って、さらに言葉を紡ぐ。
「ですが、私はレオン様を好いています。出会った時から今でもずっと……」
やっと言えた言葉に、なんの虚偽もない丸裸になって放つことができたこの事実に、私の瞳は再びブワッと涙を浮かべた。
だけど私は、すぐに後悔する。
ああ、なんで素直な言葉を言ってしまったのか。
そのせいで私は……レオンがどんな顔をして私にキスをしたのか、確認することができなかったのだから。
今までの紳士的な態度からは考えられないほど、獰猛で。
私の真意を探ろうとするかのように深く、レオンは私に口付けを交わした。
「……やっと、あなたを手に入れることができた」
どれくらい経ったのか分からない。私の息は上がり、脳がとろりと溶けてしまったような気がし始めていた時、やっとレオンは私の唇を解放した。
涙はとっくに止まっていた。
額を擦り合わせるながら挑むように私を見据えるレオンの言葉に、嘘や偽りや、言葉の責任を全うするためだけに言っているうわ言だとも思えない。
「レオン様が私の宿命の相手だとは、どうしても思えません」
「あなたはまだそんなことを……」
レオンの瞳に疲弊の色が色濃く浮かび上がった。けれど私はそんな彼の言葉を遮って、さらに言葉を紡ぐ。
「ですが、私はレオン様を好いています。出会った時から今でもずっと……」
やっと言えた言葉に、なんの虚偽もない丸裸になって放つことができたこの事実に、私の瞳は再びブワッと涙を浮かべた。
だけど私は、すぐに後悔する。
ああ、なんで素直な言葉を言ってしまったのか。
そのせいで私は……レオンがどんな顔をして私にキスをしたのか、確認することができなかったのだから。
今までの紳士的な態度からは考えられないほど、獰猛で。
私の真意を探ろうとするかのように深く、レオンは私に口付けを交わした。
「……やっと、あなたを手に入れることができた」
どれくらい経ったのか分からない。私の息は上がり、脳がとろりと溶けてしまったような気がし始めていた時、やっとレオンは私の唇を解放した。
涙はとっくに止まっていた。



