ある日、転校生がやってきた。 2nd days






「ふんふふーん…」




鼻歌を歌いながら、コンビニで買ったアイスを片手にスキップ、家に急ぐ。



今日は新しい友達もできたことだし、ちょっとくらいご褒美としてアイスを買ったっていいだろう。



にしても、今日手を貸した子がまさか「あたしが間違ってた」なんて言って仲良くしてくれるだなんて思ってなかったなあ。



仲間が増えたのはいいことだ。よかったよかった。



にしても、別チームにいたアリサちゃんと雪乃ちゃんの実力と言ったらすごかった。



フォームもきれいだし、身体能力がとっても高いし、一回本気で戦ってみたかった。



でも別チーム全部と戦えたわけじゃなくて、あの二人とは戦えなかったんだよね。



次の体育の時間には試合できるといいなあ。



そんなことを考えながら曲がり角を曲がろうとすると。




「あの、ちょっといい?」



「へ?」




優しい女の人の声に話しかけられた。



不思議に思って振り返ると、そこにはキャリアウーマンですっていう見た目をした女の人が立っている。



その人は私を見ると、カツカツと歩み寄ってきて何かを差し出してきた。




「どうも。私こういう者なんだけれど」



「……芸能事務所アールフェディー……って、あの有名な!?」




差し出されたのは名刺。



そこには、世界的に有名な芸能事務所「アールフェディー」のモデルマネージャーと書いてあった。




「あなた、とってもモデルの素質があると思うの。やってみない?」



「え……!?」