「俺の後に、悪い男が引っ越してきたらどうするんですか?」
「それは……」
言葉に詰まった瞬間に、額にペタッとラベルを貼り付けられる。
「え」
「自分の部屋のドアに目印でも貼っといたらいいんじゃないですか? 酒のラベルなら酔っ払った木崎さんでもまっすぐ帰れそうですよね」
「目印って、おでこに貼られたらお札みた——」
ペラって、ラベルが剥がれて、その瞬間に——真下くんと目が合う。
「無防備」
酔いのせいか、スローモーションみたいな、一瞬みたいな不思議な感覚で、彼の唇が私の唇に触れる。
少し離れて、また、目が合う。
唇が触れる。
「ん……っ」
キスが、熱を帯びていく。
苦味が、甘くなっていく。
「……っ——」
彼の手が、ブラウスの裾から肌に触れる。
「それは……」
言葉に詰まった瞬間に、額にペタッとラベルを貼り付けられる。
「え」
「自分の部屋のドアに目印でも貼っといたらいいんじゃないですか? 酒のラベルなら酔っ払った木崎さんでもまっすぐ帰れそうですよね」
「目印って、おでこに貼られたらお札みた——」
ペラって、ラベルが剥がれて、その瞬間に——真下くんと目が合う。
「無防備」
酔いのせいか、スローモーションみたいな、一瞬みたいな不思議な感覚で、彼の唇が私の唇に触れる。
少し離れて、また、目が合う。
唇が触れる。
「ん……っ」
キスが、熱を帯びていく。
苦味が、甘くなっていく。
「……っ——」
彼の手が、ブラウスの裾から肌に触れる。



