「良い匂いだね…永遠ちゃんの匂い好き」


「……」


「僕は永遠ちゃんと幸せになりたいだけなんだ」


「……」


「いくら僕が怖くても…
先に進むしかないんだよ。永遠ちゃん」



羽生先輩の言葉に、私がこの人とふたりでこの世界に降り立った真理を突かれたような気がした。


先に進むしかない。


歩くしかない。


理由など分からないまま。


私は、私たちは、どこへ行くのだろう。