「伝わらないかな僕の気持ち。伝わってよ。大好きなんだ」
「ちがう……先輩は……ちがう」
「僕は僕だよ。世界の誰よりも永遠ちゃんを欲してる」
「あなたは求められる側の人間でしょう」
「じゃあ僕を求めてよ。きみのところにしか行かないから」
「離してください。私は、汚い」
「いやだ。吐き出した血ですら惜しいのに」
「離して」
「どうしたら離れていかない?どうすればいい?僕ときみ以外すべて壊そうか?全部殺して消してしまえば、一生僕の腕の中にいてくれる?」
「先輩……怖い」
「なんでもいいよ。永遠ちゃんを手に入れられるなら」
震える手首をつかまれる。
そのまま首すじにおでこを埋められ
やわらかな髪が私の皮膚をくすぐった。



