黒縁メガネとワンピース


これは一体どういう反応なのだろう。

褒めてるのか、それとも単に驚いているのか。

喜んでいいのか、そうじゃないのか。

どちらとも言い難い様子に、なんて言葉を返せばいいのか思考を巡らせる。


「ちなみにそいつって、この前の?」

「へ?」

すると、ゆう君の視線は隣にいる俊君へとすぐさま切り替わり、突然尋ねられたことに、間の抜けた声が出てしまった。

「うん。伯母さんの家に下宿している一つ上の早川俊君。本当はもう一人来てるんだけど今この場にいなくて……」

本当なら海斗さんも是非紹介したかったけど、タイミングが合わなそうなので、残念な気持ちに小さく肩を落とす。