「おっ、加代じゃん。奇遇だな」
すると、向こうもこちらに気付き、軽く手を上げてきた。
「俊君、もしかしてこんな時間に買い食いしようとしてる?」
家とは逆方向から歩いて来ているということは、おそらく目的地はこのファーストフード店。
以前も夕飯前にそれが発覚し、伯母さんに怒られていたことを思い出した私は、頬を膨らませながら俊君を軽く睨んだ。
「仕方ねーだろ。腹減り過ぎて死にそうなんだから。てか、お前がこの時間に帰るの珍しくね?」
俊君は不貞腐れた表情で反論すると、手に持っていたスマホを一瞥してから訝しげな目をこちらに向けてくる。
「私は文化祭の準備が忙しいから。多分暫くはこんな感じなのかな……」
そう指摘され、改めて今後のことを振り返ると益々肩に重みが増していくようで、自然と背中が曲がってしまう。
これまで学校行事には全くもって無関係だったので、これ程に関わるのは初めてかもしれない。
お陰でクラスの人達ともかなり仲が深まってきたし、日々充実感で満たされ、高校生活入って初の青春を謳歌しているようで気分はとても良い。
けど、それに引き換えて日に日に蓄積されていく疲労感と、自分の時間を犠牲にしなくてはいけないので、何だか少しだけ複雑な気持ちになる。
すると、向こうもこちらに気付き、軽く手を上げてきた。
「俊君、もしかしてこんな時間に買い食いしようとしてる?」
家とは逆方向から歩いて来ているということは、おそらく目的地はこのファーストフード店。
以前も夕飯前にそれが発覚し、伯母さんに怒られていたことを思い出した私は、頬を膨らませながら俊君を軽く睨んだ。
「仕方ねーだろ。腹減り過ぎて死にそうなんだから。てか、お前がこの時間に帰るの珍しくね?」
俊君は不貞腐れた表情で反論すると、手に持っていたスマホを一瞥してから訝しげな目をこちらに向けてくる。
「私は文化祭の準備が忙しいから。多分暫くはこんな感じなのかな……」
そう指摘され、改めて今後のことを振り返ると益々肩に重みが増していくようで、自然と背中が曲がってしまう。
これまで学校行事には全くもって無関係だったので、これ程に関わるのは初めてかもしれない。
お陰でクラスの人達ともかなり仲が深まってきたし、日々充実感で満たされ、高校生活入って初の青春を謳歌しているようで気分はとても良い。
けど、それに引き換えて日に日に蓄積されていく疲労感と、自分の時間を犠牲にしなくてはいけないので、何だか少しだけ複雑な気持ちになる。


