雨をとじこめて


「ごめん、会いたかった……」



「!!」



ダメだ。

私、やっぱり空良くんが好き。



この気持ちは。

どんどん重なって。

雨粒が水たまりを作るみたい。



隣に居られなくても。

空良くんの気持ちが、誰かに向いていても。

叶わない片想いだってわかっていても。



……伝えたい。



「空良くん」

「何?」



私もしゃがみ、空良くんと目線を合わせた。




「空良くんが、好きです」