雨をとじこめて


授業が始まっても、なんとなくモヤモヤしてしまって。



……告白?

少し話しただけなのに。

空良くんは私のことをあんまり知らないから、当然告白したって良い返事なんかもらえないと思う。

いや、知ってくれていても、両想いにはなれないよね?

だって。

私に魅力があるなんて思えない。



見た目も、内面も。

こんなことなら、普段からきちんと磨いておけば良かった。

自信を持てるなら、どんなに良かったか……。



それに、空良くんには好きな人がいる。

失恋したって言ってたけれど。

あの感じでは、まだ未練あるよね……?



「……う〜〜〜ん……」



思わず唸ってしまった。



「どうした、板垣。何か質問か?」
と、先生が私を見る。



慌てて私は、
「何でもないです」
と、首を傾げている先生に伝えた。






放課後、空を見上げる。

すっきり晴れた、良いお天気。

図書館に行っても、空良くん達には会えない。