のしかかる本物の絶望。 極度の焦りに、流れていく景色が霧がかる。 息が苦しくて肩が大きく上下する。 まばたきを忘れて眼球が乾いた。 まずい、どうしよう、わからない こんなのいったい成生くんはどうやって 『目の前のことに集中しねーやつが勝てるのかよ?』 声がした瞬間 ────ザリザリザリッ!!!! 顔の右側にものすごい衝撃が走った。