『そのとーり
ナルセはゲームクリア。
一発勝利だ』
うしろからやってきたポピィが不機嫌そうに言った。
「ポピィ…なに怒ってるの?」
『ったりめーだろ?!こいつ、あっさりコースターを停止させやがった。ホントおもしろくねぇ!!』
悔しそうに成生くんを見下ろすポピィ。
当の本人はなんでもなさそうにしてるけど。
普通に凄すぎない???
一体どうやってコースターを停止させたの?
障害物をあらかじめ予測…は無理だもんね。
もしかして素手で止めたとか?
武術の使い手だったり??
『めちゃくちゃ観察してるトコわりぃけど、情報の共有は禁止だからな。おまえ自身の力でゲームをクリアしろ』
見透かしたように釘を刺されてしまう。
『このゲームの一発勝利なんて
園内初の快挙です!
おめでとうございますナルセ様!
のちほど祝杯を挙げなければ!』
うれしそうに拍手をするダリ。
周囲をさまよう影たちも追うように手を叩き、いつしか喝采になった。
『優秀なナルセ様に
続くことができるでしょうか
さぁベンタ様
2回目のチャレンジスタートです!』



