「な、成生くん!!」
たまらず叫べばこめかみのあたりに鋭い痛みが走った。
なんだろう?一度死んだ後遺症だろうか。
モモから離れ、痛む頭を押さえながら成生くんのもとへ走った。
目が合うと睨まれた。
「ひっ」
「ばか、ばーーーか、ばかベンタ」
「感動の再会は…?」
「んなもんねーよ。
勝手に突っ走って、勝手に死にやがって」
「ご、ごめんなさい」
「もう本当にやめろ。頭ぐちゃぐちゃに潰れたおまえが回収されてきたとき、気ぃ失うかと思った」
「お見苦しいものを…」
「頼むから、あんまり痛い思いしないでくれ。……バカ」
髪を掴まれありえないほどグシャグシャにされる。
どうしてみんな頭を狙ってくるの!
「う、ごめんよ成生くん…
でも帰ってきたってことは」



