‪‬♡NAH LAND♡




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乗り場まで繋がる階段を淡々とのぼっていく。



『オイ、そろそろ手ェ離せよ』

「あ!ごめん!」



ずっとポピィの腕を掴んでいたらしい。


あわてて離せば、ポピィは舌打ちをして睨んできた。


態度悪っ

まぁこれもわたしが悪いんだけど!



『なァ』

「なに?」


『おまえって、自分の命を軽く見てんだな』



突然の言葉に足が止まりそうになった。


そのまなざしはどこかわたしを蔑んでいるみたいで



「はん!何度も命がよみがえるこの世界でそれ言う?」



なぜだか、ポピィの目を見ていられなかった。



『ナルセの命より、自分の命は軽い
俺にはそう聞こえたぜ』



──成生くんが死ぬくらいなら、わたしが死んだほうがいい!


ポピィが指しているのは、さっき成生くんに放った言葉だろう。


なぜそれをこいつが気にしているのかはさっぱりわからないけど



「わたしは…自分の命の価値を正しく俯瞰できるほど、まだわたし自身のことが好きじゃないみたい」



我ながらわたしらしくない言葉だと思った。


けど、嘘ではない。


命の価値なんて、きっと失う間際にならないとわからない。


まったくポピィなんかになに語ってんだろ。


ふと、視線を右隣に向ける。


柵の外には園内の景色が広がっていた。