いつくるかも予想できない障害物に当たるなっていうの?
あきらかに不利すぎる。
しかも毎回ポイントの場所がランダムなんて…
わたしは足早に成生くんの隣へ行き耳打ちをした。
「成生くんどーする?
ゲーム変えてもらう??」
「ばかなの?無理だろ」
「でも、言ってみなきゃわかんないじゃん」
「おまえの首をあっさり斬るようなイカれた連中に説得が効くと思うか?そろそろゆるい考え捨てたほーがいいぞ」
冷たく言われ、視線を逸らされてしまう。
おかしいのは成生くんだ。
どうしてそんなに平静でいられるの?
『ゲームは一人ずつ行ってもらう。
もちろんコースターの席は先頭だ
そして隣には俺も乗る
今回は対戦形式じゃねぇ
俺はテメーらの見届け役だ』
そんな…成生くんがいないなんて。
ひとりで恐怖と戦うしかないの?
しかも、隣には
『俺と一緒にイイ景色見ようぜ?
オヒメサマ』
わたしに顔をぐいと近づけて、心にもないことを吐いてくるポピィ。
やだ、最悪だ、やりたくない。



