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『第1ゲーム
ゲームマスターはこの俺、ポピィだ
おまえらのために働くなんて死ぬほどメンドクセーが仕方ねェ。文句言ったら殺すからなー』
偉そうな態度でふんぞり返るのは
赤色の道化師ポピィ。
「サイアク…」
『なんだテメーわざと声に出してんのか?』
「え、あ、ごめん」
『2度目はねーぞブス』
今のは口がゆるかったわたしが悪いけど、だからといってブスだなんて言っていいわけじゃない。
女の子の敵だ。
こいつがお客様をもてなすキャストだなんて信じられない。
「……おまえら、なんか似てんな」
「冗談でもやめて!」
『ジョーダンじゃねぇよ!』
成生くんのつぶやきに声が重なった。
しかも似たようなツッコミ。最悪。
「似てんじゃん。黙ってられないトコロ」
「やめてよー!絶対にいやー!」
『オイ!テメーも死にてぇのかナルセ!くそ!人間ごときがふざけたことばっか言いやがって!
とっとと説明するから耳ン中かっぽじれ!』
怒鳴ることしか能のない道化師さんのほうへ渋々視線を向けた。



