‪‬♡NAH LAND♡




「ベンタっ」




わたしを呼ぶ声にハッと目が覚める。


視界いっぱいに映る成生くんの顔。


その表情はすごく動揺しているみたいだった。



「なるせ、くん?」

「平気か?痛みは?」

「え?」



床に寝そべる体を成生くんに抱きしめられている。


この状況はいったい…?


ひとつまばたきをした時

頭の奥底から強烈な記憶が流れてきた。


そうだ、わたし──





『お目覚めになりましたか?』





コツコツと革靴を鳴らしながら歩いてきたのはダリ。


その手には、血に染まった斧。





『さすがベンタ様ですね。

とても冷静でいらっしゃる』





わたしはついさっき




ダリに首を落とされた。




勢いよく立ち上がり、ダリに詰め寄る。



「いきなりなにするの!!最低!
もし死んだらどうす──」



まって?


どうしてわたし

首を落とされたのに生きてるの?



「ぅ、あ…」



鈍痛の波が脳に響いていく。


ふらついた体をダリが優しく受け止めた。