‪‬♡NAH LAND♡



『ベンタ…大丈夫、とてもかわいくて素敵な名前だよ。名付けてくれた人が悲しむだろうから、どうか恥じないで』



モモが優しく気を遣ってくれる。


ありがたいけどその名付け親は白々しく隣に立っているんだよね。


うなだれるわたしのすぐ横を、ジョンがふらふらと通っていく。



『ナルセ、いいね。
おまえのしたことは正しい』 



彼は成生くんの肩に肘を乗せて、うんうんとうなずいていた。


しかし目は笑っていない。


口角だけが上がっている。



「……なんのはなし」


『べつに深くは言わないさ。ただいいなと思ったんだよ。そうやってベンタの騎士やり続けてりゃ…きっと。な?』


「意味わかんねーし。
きもちわるいから離れろ」



ジョンを睨みつけ、腕を振り払う成生くん。


話の内容はさっぱり理解できない。


ただ成生くんの眼光が怖いほど鋭くて、別人みたいだった。