愕然とする。
なにが起きているかわからなかった。
うそ、だって、前見たときはわたしの名前はたしかに記載されていたはず。
なのに、なのに……いや
────ほんとうに、名前は書かれていた?
「成生くん…
チケット見せてもらってもいいかな」
「突然なに。つーか顔色すげぇ悪いけど…」
「いいから!お願い!」
「……わかったよ」
怪訝気味に差し出されたカードを受け取る。
お礼を言って、すぐさま確認。
そこにはきちんと成生くんの本名が刻まれていた。
何度見ても変わらない。
わたしだけがおかしい?
絶望のようなものが全身にのしかかる。
成生くんのチケットが正しい状態というならば
じゃあ今わたしに起きている現象はなんなの…?



