‪‬♡NAH LAND♡



「まー落ち着きなよ。
勝てないケンカはしないほーがいい」



成生くんがわたしの肩を軽く叩く。


1ミリもフォローにはなっていない。



「どーも、キャストさん。おれは成生。
この子とはクラスメイト。どこにでもいる高校生だよ」



わたしの前に歩み出た成生くんがダルそうに言った。


「友達」と紹介してもらえなかったのは少し残念。


というかポピィのやつ
成生くんには全然突っかかっていかないのはどうして?


わたしには親でも殺されたのかってくらい嫌悪感むき出しなのに。


彼はなんともつかない顔で、成生くんをじっと見つめているだけだった。



「ほら、おまえも自己紹介しなよ」



成生くんが視線を投げてくる。


めちゃくちゃ癪だけど、自己紹介は人としての基本なのでしかたなく口を開いた。