「え……」
『やる』
ポピィはバツが悪そうに目を逸らした。
ふわふわしたものを手に取ると、目に映ったのはうさぎ帽。
昨日、成生くんがゲーム前にくれたものだ。
結局わたしの血肉や吐瀉物で使い物にならなくなってしまったけど、もしかして、これは
「新しいの……用意してくれたの?」
『ンなもんそこらへんに売ってる。勘違いすんなバーカ』
照れ隠し、かな。
わたしの知っているぶっきらぼうなポピィがやっと現れてくれて、すこしうれしかった。
そんなぶっきらぼうな彼のわかりにくい温かな部分に触れられた気がして、さらにうれしい。
お礼を言って、さっそく被る。
「かわいい?ねぇ、ポピィ」
『かわいーに決まってんダロ』
「えっ」
おどいてしまう。
そんな、素直にかわいいなんて。
「き、きもちわるいよ、ポピィのくせに……」
『んだとコラ!せっかくこのオレ様が褒めてやったっつーのに』
「だ、だって、んむっ」
いきなりキスをされた。



