‪‬♡NAH LAND♡




用事を済ませたあと、お屋敷から駆け出す。



「うーん、どこにいるのかな?」



美森エリアを進む。


あいかわらず空気が澄んでいて美しい場所。


王子様とのデートの最中に迷い込んでしまったお姫様のような気持ちになって、ルンルンと歩く。


花壇には、赤、黄、ピンクの花が揺れていた。



「ふふ、暖色系が好きなのかな?誰が手入れしてるんだろう」



おもわず立ち止まり、そっと花弁を撫でる。


足もとに小さなうさぎがやってきた。


たしかうさぎって臆病な性格だったよね?


まるで甘えるように丸まってくる。



「きゃぁぁ、か、かわいいいい〜♡」



撫でていい??


ちょっとくらいなら……ううん、むやみな接触はストレスになっちゃうわよね。


耐えるのよ……わたし!


すると、花壇の向こう側の芝生の上に、なにかを見つけた。