‪‬♡NAH LAND♡



『……本当に……再生するんだな』



ぼそりと、ポピィがなにかをつぶやいた。


と同時に指が離れていく。


責め苦が終わったとて、痛みが引くわけじゃない。


足を押さえながら肩で呼吸を繰り返していると、スプリングが大きく軋む音がした。


ポピィがベッドに手をついて顔を近づけてくる。



『傷をつけても再生している……本当に治っちまうんだな』


「……?」


『ベンタ……おまえ、死なない?ずっと生きてる?』



両頬が捕まる。

一瞬にして唇を奪われた。


すぐさま侵入してきた舌が、わたしの欠けた舌先をねっとりと舐める。


容赦のない刺激に呼吸が止まった。


いきなりくちづけられたことよりも、やはり痛みのほうが勝ってしまい、ポピィの服を強く握り込む。


いつしか後頭部を押さえられ、もう片方の腕は背中にまわり、どこにも逃げられないように囲われてしまった。


血を流しすぎたのか頭がぼーっとしてきて、感覚が麻痺してくる。


非道な道化師の真意がわからなかった。