「?!」
"足を撃たれた"
理解が追いついた時には頭も体も焼けるような痛みに埋め尽くされ、たまらず撃たれた膝元をてのひらで押さえる。
純白の毛布に一点の穴が空き、そこからおびただしいほどの赤い血が染み渡っていく。
涙よりも汗が噴き出て止まらなかった。
するとポピィは乱暴に毛布を剥がし、スカートをめくると、わたしの膝の撃たれた部位を凝視した。
「………」
なんにも言わない道化師は、舐めるように血の噴き出る様子ながめると
まあるい傷口に、指を入れた。
「んっ、んんん!!!」
わたしの呻き声がひびく。
血管、筋肉、細胞
すべてを潰すようにグチグチと音を立てて傷口を抉っていく。
あまりの痛みに首を左右に振り乱した。
やめて!お願い!



