‪‬♡NAH LAND♡



なに?これ


原因を考える余裕もないまましばらく悶えていると


突然、部屋の扉が開けられた。



目を転ずれば、そこに立っていたのは
赤い道化師──ポピィ。



彼の顔を見た瞬間
すべての記憶がよみがえってくる。


そうだ、わたし、さっきまでゲームを……


ポピィと視線が重なり、数秒間。


わたしをひたすらに見つめる道化師の表情には、なんの色も浮かんでいない。


なにしに来たの?成生くんは?


訊きたいことがあるのにそれが叶わないのは、自ら噛みちぎった舌のせいだ。


思い出した。
なにもかも湧き上がってくる。


ゲームによって幾度となく命を落としたあの苦しみの時間。


その様子をいちばん近くで見ていた人物がポピィだ。