ここ……わたしの部屋?
きらびやかで乙女チックな装飾品の数々。
たしか、いちばん最初にダリから案内された、お屋敷の個室……
てのひらのやわらかい感触に視線を向けると、ふわふわとした毛布が体に被せられていて
ベッド?…わたし、いつのまに寝てしまったの?
重なる疑問に頭を押さえた刹那
口内からめまいがするほどの激痛が襲いかかってきた。
「ん゛っ……!!」
弾くようにうずくまり、寒気に震える。
耳の中を搾られるような感覚。
唸ることしかできないのは、痛みによって言葉が出ないのではなく
物理的に……喋ることができなかった。



