意識が浮上する。 目に映るのはミルクティー色の空 ……ううん、どこかの天井? 自分が横たわっていることをぼんやりと認識して、まばたきひとつ。 わたし……なにしてたんだっけ? ──『ベンタ!!』 脳内にこだました成生くんの声に、はっと全身の細胞が覚醒する。 「っ!!」 飛び起きれば、見覚えのある空間が視界に広がった。